思考は実現する
シブコ
女子プロゴルファーの渋野日向子ちゃん。
すごい選手が出てきたなーって感じですよね。
全英女子オープンという
メジャーのツアーで優勝しました。
しかも、海外ツアー初めてだというのに。
しかもしかも、初日から２位に立って
３日目に首位に立って
最終日優勝。
時差があるのでいつも朝起きたら
前日の結果がニュースになってて、
３日目に首位に立って
その朝びっくりしたのに
最終日はえっ、優勝したの!?
ってほんとにびっくりしました。
よっちゃんイカ、タラタラしてんじゃね～よ
を食べながらのプレーも話題になって。
僕も買っちゃいましたよ。
スーパーに売ってるのすら知らんかったわ。
１パットを外したら3パット
最終日。
最終18番パー4。
この時点でアメリカのサラス選手と
首位タイだったシブコ。
第２打を打つ前にキャディーを務める
コーチと話してたそうです。
１パットを外したら（パーになって）
プレーオフになるけど
プレーオフはイヤなので１パットを外したら
3パット（ボギー）すると。
おもしろいですよね。
で、第2打。
１パットで決めるには
ちょっと難しいのでは!?という
ちょっとピンから遠い所に落ちました。
しかし、心は決まっていたシブコ。
外したら3パットしちゃうくらいの
強めのパットをしずめて優勝を決めました。
ここで勝ち切っちゃうのがすごいですよね。
さて、時の人になって帰国したシブコですが、
帰国後２試合目、
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」
に出場します。
この大会のシブコも
最終日18番で首位タイでした。
そして18番はまたしてもパー4。
第2打をピンまで5メートルにつけて
このバーディーパットをしずめれば優勝…。
あまりにも
全英女子オープンと同じ状況ですね。
でも、この日のシブコは
そのバーディーパットを
しずめることができませんでした。
そして、決めてプレーオフになるはずの
2パットも…はずしました。
まさかの3パットで3位に終わりました。
この時、僕は『あっ』と思いました。
実現してしまったのです…
全英女子オープンで言ったことが。
思考は実現する
あなたは「思考は実現する」という話を
聞いたことはないでしょうか?
僕はスピリチュアルで
これが一番興味あるのですが。
思ったことが実現すると。
もっと言えば、
毎日毎日僕たちが過している日常は
ずーっと思考の実現であると。
で、面白いのは人間の世界では
「時間」というものが存在します。
だから、思考した後、一定時間経過後に
それが実現するというのです。
シブコが全英女子オープンで思った
1パットで入らなければ3パットする
と思ったことは
全英女子オープンの18番で
実現したのではなく、
その2週間後の
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントの18番で
実現したと考えられるのです。
また、この思考を実現させるというのには
コツがあって、
実現させたいことを頭に思い描く時、
「とてもいい精神状態でいること」
という条件があります。
シブコが思考した時、
つまり全英女子オープン18番プレー中って
やはり彼女はとてもいいプレーができてて、
精神的にも楽しんでて、
とてもいい状態でした。
その状態で
1パットで入らなければ3パットすると
思考したということは
とても実現しやすい状況だったといえます。
実現する結果が本人にとって
良いことか悪いことかは関係なく
思考したことがそのまま実現するので
望まない3パットも
実現してしまいますけどね。
本当に本当に思っていることが
もう一つシブコのことで
おもしろい話があります。
彼女の信条は
「80打つか、ビッグスコアか」
（めちゃめちゃ悪いか、めちゃめちゃ良いか）
だそうです。
でも、そのシブコが
日本女子プロゴルフ選手権の初日に
連続オーバーパーなしのラウンド数の記録を
「29」に伸ばして
JLPGAツアー最長記録を更新しました。
ずーっとオーバーパーなしってのは
「80打つか、ビッグスコアか」という
シブコの思いとは裏腹に
とても安定感があるということですよね。
この点も、思考は実現するってことに
絡めて考えると、
本当に本当のところで思っていることが
実現するんです。
だから
「80打つか、ビッグスコアか」という
攻めのゴルフを信条としつつも、
シブコは本当のところは
堅実なゴルフをしようと
心がけているのかなーと思います。
この本当に、本当に思っていることが
実現するってところが
思考を実現させたいと願う
僕たちにとっては一番難しいところですよね。
3パットについては本人にとって
望まない結果だったかもしれませんが、
その他色々なことを
楽しそうに越えていくシブコは常日頃から
とても楽しんでいるんだろうなと思います。
だから周りの人を巻き込みつつ
自分の道を進んでいける。
僕も彼女を見てるだけで楽しくなります。
常に笑顔でみんなから愛される、
そんな渋野日向子選手を
これからも応援したいと思います。
