スピブログ

普通の話をスピリチュアルに無理やり結び付けてみると逆にわかりやすい!?

制限のない頃

本当につながっている人

 

 

久しぶりにべたっとテレビを見ました。

 

見たのはNHK総合23日21時放送の

NHKスペシャ

高野山 千年の襖(ふすま)絵 空海の世界に挑む」

です。

 

1200年ほど前に

弘法大師空海が開いた高野山金剛峯寺

 

その心臓部ともいえる大主殿に

描かれることなく現在に至る白い襖があった。

その白ぶすまに日本画家の千住博さんが

初めて絵を描く。

 

6年にも及ぶ制作現場に密着

という内容でした。

 

大主殿以外の建物には狩野派を初め

名立たる絵師が描いた襖が納められている。

 

そんな金剛峰寺の

しかも大主殿の襖絵を描くというのは

相当な責任とプレッシャーだっただろうな

と思います。

 

千住さん本人「命を懸けた」

とおっしゃてました。

 

教えてくれる

 

さて、テレビを見ていると

制作過程でいくつもの不思議な現象を

千住さんが体験していました。

 

まず、どんな絵にしようか

考察している時です。

 

初め、高野山の森を描こうとしましたが、

デザイン画から「それは違うだろう」

と言われたと言います。

 

千住さんもそのことから、

「確かに森は寺を出たらすぐ見れるもんね」

と言っています。

お茶目です。

 

次に海を描こうとして、これも断念します。

 

そして、描くに至ったのが崖の絵でした。

 

空海が修行のため登った崖を描くことに

決まりました。

 

そして、崖だけを描くイメージだったのに

描き始めると

今度はそこに木を描けと言われるがままに

木々を描いていきます。

 

最初のイメージから

絵が勝手にどんどん進化していると。

 

導かれる

 

襖は二部屋分あり、

一つは崖、もう一つは滝でした。

 

滝の絵を描いている時、

滝と滝の間の空間に

空海を感じながら描いたという

シーンがありました。

 

そして、その襖が大主殿に納まった時に

ちょうどその空海を感じたという絵の裏側に

非公開の弘法大師座像が安置されている

部屋がありました。

 

このレベルの人になると

こんなことが普通に起こるのだなと

ちょと羨ましくもあり、面白く見ていました。

 

ただ、こんなハイレベルなことは

普通は経験したくても無理なので、

僕が空海が好きだというだけで

ちょっと書いてみた次第です。

 

 

制限のない頃

 

天職ってこういうこと

 

このブログの趣旨的に書きたいのは

ここからです。

 

番組を見終わって

チャンネルをそのままにしていると、

サタデースポーツ」が始まりました。

 

その中で開催について揺れる

東京オリンピックに対する

スポーツ選手たちの思いが紹介される

コーナーがありました。

 

そしてスペシャルとして

体操の内村航平選手と

元水泳の北島康介さんの対談が

放送されました。

 

その中での

内村選手のオッと思わせる話があったので

紹介します。

 

内村選手は今回のオリンピックが

東京でなければ引退していたと言います。

 

東京だから現役を続けていると。

 

そして

現役を続けていくために決断したのが

鉄棒一種目に絞ること。

 

これは彼にとって

とてもきつい決断だったようです。

 

なぜなら、彼の中で

体操とは六種目できてこそのものだと

思っていたからです。

 

そんな内村選手が鉄棒だけに絞ってから、

子どもの頃の感覚を

思い出したというのです。

 

もっとこうやればいいのではと

いろいろ考えて試してやっていると。

それがとても楽しそうで。

 

150%の完成度でオリンピックに臨めると

自信を示していました。

 

ここが今回のスピポイントですが、

みんな子どもの頃は

何の制限もなく恐怖もなく

自由に人生を楽しく満喫していました。

 

徐々に世間というものが

いろいろなことを教えてくれて、

 

それが人によっては制限になり

人によっては恐怖になり

大人になって行きます。

 

そして思い切ったことができなくなったり

諦めてしまったり

閉じこもってしまったり。

 

逆にこんな制限や恐怖がなければ

なんでもどんどん挑戦できて

楽しく進んでいけます。

 

天職に出会っている人は

こんな感じではないでしょうか。

 

仕事を仕事だと捉えるのではなく

ただただ楽しくて仕方ない、

 

ゆえに

どんどんアイデアが浮かんできて

順調に物事が進んで仕事がはかどる。

 

ちょっとでも制限のない頃を思い出す

 

そんな天職に出会えることは

誰しもが願う理想ですが、

ピタッとはまるのはなかなか難しい。

 

それでも、内村選手がたどり着いたような

子どもの頃の感覚を思い出すようなことを

休日にちょっとやってみる

とかでもいいですよね。

 

なにもせず

しんどい毎日の延長として仕事に戻るより、

リフレッシュできて

いいのではないでしょうか。

 

それをすることにより

仕事にもいいアイデア

浮かびやすくなりそうですよね。

 

思い出す

 

話はちょっとずれるかもですが、

今日Youtubeで高校生がムチャしてる

おもしろおバカ動画を見て笑っていました。

 

今から考えると

僕もこの頃はなんでもおもろかったなあ。

 

動画のように

友達とゲラゲラ笑ってたなあ

ってのを思い出しました。

 

今僕は動画に出てくる高校生のことを

ムチャしてるって書きましたが、

本人たちは

全然無茶と思ってないですからね。

 

ただただオモロイからやってる…。

 

こんな動画を見て

自分の高校生の頃を思い出すと

なんか元気になってきました。